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– Lesson Report –
初の「羽田スタジオ」を使って開催された今回のレッスン。37°Cという猛暑の中大勢の方が集まってくださいました。
モネのスワッグとテーマを発表したものの、一般的なスワッグの作り方。
花を束ねて吊り下げるようなラフな作り方ではモネが描いた繊細なタッチは再現が出来ないと判断し、
細かな花を緻密に構成できるアレンジメントに変更。
フレームを用意し、裏板にベニヤ板を貼り付け、
吊り下げ用の金具を取り付けオアシスをはめ込み、花を挿せる額縁を作りました。
日が入らず紫外線の影響を受けない平和島アトリエに花材を吊るし、
サーキュレーターを4台回し続け、3~4週間。色が麗に残ったドライフラワーを大量生産しました。
羽田スタジオの白い漆喰で仕上げた壁にプロジェクターで投影したモネの絵を見ながら、
皆さんには作品制作のイメージを膨らめてもらいました。
モネは季節、時間を変えて250枚もの睡蓮の絵を描いたそうです。
比較的大きなスターチスの紫と、コニファーの緑で全体の配置を作り、
睡蓮に見立てたセルリア、小花でフワッと霞がかった情景を作り出していきました。
皆それぞれ全く異なる素敵な絵が出来上がりました。
他の絵画をモチーフにしても出来るテーマだなと感じました。また違う季節にやってみましょう。
曽我部 翔