Yearly Archives: 2024

39 posts

7月「Night Garden Party」レッスンレポート

初の試みとなった、大型装飾を体験して頂くというレッスンは、おそらく参加者全員の期待を大きく超える大成功の会となったと感じました。テーマに合わせ、レイアウトも一新しパーティ仕様にしました。ロングテーブルに大型のガラスシリンダーを設置し、ドウダンツツジ、スモークツリー、野バラといった夏の枝物を参加者全員でいけました。更に、投げ入れかブーケかそれぞれがお好きなスタイルで花を制作していただき、最後にはキャンドルと照明を入れ、会場全体が統一されたパーティ会場のように仕上がりました。パーティ装飾とは、非日常感の演出が大事なポイントですが、今回のレッスン会場は普段のアトリエと大きく雰囲気が変わり、太陽光が入らない地下アトリエの空間だからこそ生まれた幻想的な雰囲気になりました。ティータイムもパーティ仕様でご用意し、花とキャンドルが重なり「映える」写真がたくさん撮れたようです!このテーマ、好評につき季節を変えてまた開催しようと思います。

6月「a story of florence」レッスンレポート

2〜3月にかけての長い旅をテーマに開催してきたレッスンも今回が最後でした。スペイン〜エジプトのテーマを経て今回はイタリア。世界遺産の登録数が世界一位のイタリアでは、ローマ帝国の遺産やフィレンツェの街並みなど、限りある時間の中で、必死で目に焼き付けると共にファインダーを覗いてはシャッターを押す日々でした。そんな景色や美食の数々や随所で堪能したハーブの香りなど、花の色や形にイタリアを感じる素材を集めて束ねてみました。4ヶ月ほどが経ち既に懐かしい旅の日々も、こうやって花で表現したり、皆さんに伝えたりする事で改めて美しい思い出となりました。またいずれ旅に出て、異国の雰囲気を味わえるレッスンテーマを考えたいと思います。

5月「Korean Flower Taste」レッスンレポート

3月に開催されたソウルレッスンと合わせて雑誌「フローリスト6月号」の取材とカメラマンを兼ねていった韓国でのインスピレーションをレッスンテーマとしました。Rock’n’Roseフラワーレッスン史上かつてないほどにlovely&cuteな色合わせとなったレッスンでした。ウエディングの仕事をしていて感じるのですが、ここ数年ウエディングブーケのイメージとして、韓国風のブーケ画像を持ってこられる新婦さんが増えました。その特徴は、、明るめの同系色で花形がさまざまな花を組み合わせ、葉物はほとんど使わずに花の高低差を大きくつけることでそれぞれの花がよく見え立体感が出てくる。Rock’n’Roseのスタイルとも異なり、私自身も正解を模索しながらのレッスンは新鮮でした。こんな普段とは違うスタイルに、参加者皆さん戸惑いながらも、可愛い色合いの花を楽しく束ねてくれました。レッスン後はソウルで買ってきたお菓子と共に、「フローリスト」韓国特集の誌面からは漏れた沢山の写真をご覧いただきました。